TNS-401
 Doppler Radar for Traffic counter  → 実験データ


TNS-401 機器概要
                                  
動作電圧 :DC 12V (10V~17V) 5W以下
レーダー周波数 :K-Band 24GHz帯
レーダー出力 :16dBm FCC-ID : UXS1
動作温度範囲 :-20°C -> 40°C
測定温度精度 :-10°C -> 85°C ± 0.5°C
  -30°C ->-10°C ± 2.0°C
保存温度範囲 :-30°C --> 60°C
(※ 写真はカメラ用三脚に取り付けた状態です)


401_gaikan 機器概観

角度変更台座・コネクター等突起部は含みません。
詳細は 取扱説明書  をご確認願います。
                        
センサー部サイズ   
幅 (正面) : 14 cm
高さ : 10 cm
長さ(奥行) : 24 cm
重さ : 700g



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標準取り付け金具と -->  オプション金具例


センサーは市販の単管等を利用し安全な場所に取り付けて下さい。
写真の左下へ引き出されているケーブルは温度センサーです。



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アンテナ指向性 -3dB幅

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Model TNS-401(A) 水平 80度 / 垂直 35度
Model TNS-401(B) 水平 35度 / 垂直 80度

Model-Aと-Bでは内部アンテナの方向が90度変わります。
グラフはレーダーモジュールの仕様書より引用




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機器接続構成図

AC-DCアダプタ、PC-I/F 部、センサーケーブル、センサー部
センサーケーブルは別途30m迄10m単位で製作可能です。
30m以上ご要望の場合は別途ご相談願います。
製品価格にセンサーケーブル、USBケーブルは含みません。
PCの代わりにR-Piなどを使いLANやルーター経由でサーバーへ
upすることも可能です。


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設定イメージ

初期設定はPC直結又はFTU-640 経由で行う事ができます。

左はFTU-640 経由でブラウザーから設定する場合の画面です。
FTU-640と PC の接続は FTU-640 概要でご確認ください。
FTUとTNSは USB-232C変換ケーブルで接続して下さい。




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通信ソフトによる設定イメージ

PC直結で行う場合は Tera-Term 等 シリアル通信が可能なアプリを
インストールし、USB_A -B_micro ケーブルを御用意下さい。
詳細は説明書をお読み願います。

※ 現在デバッグ中










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ドップラー出力と速度の関係検証

回路・ソフト的にはサンプリング時間が適正に得られれば
速度誤差±3%以内には入っている事が確認できています。
尚、グラフのcountは内部処理上の呼称であり、データとして
出力される項目ではありません。







TNS-401 (Field Test)
 Doppler Radar for Traffic counter

 現在ローコストなドップラーセンサーを実験中で、参考データを下記に掲載します。
 走行車両に対して斜め後方から測定している為速度は補正する必要があります。
 経験上この路線の平均速度は60km/h~と思われ、時々かなり早い車両も見られます。
 又、測定位置が車線に近い状態だった為、大型と軽の反射量差が少なく見えています。
 図は表計算ソフトに取り込んだ例で、13:37:00 の欄は1分間の集計データです。
 サンプリング回数は実験段階の表示で、製品では表示しません。  試験継続中

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過去の実験データ

 本センサーで取得可能なデータは TNS-402の初期実験モデルのデータを参照下さい
 尚、TNS-401は走行音検知機能を含みません。